H30年2月17日(土)宮城県助産師会研修会「助産師のための感染管理上の最新情報」「子宮収縮剤の使用と管理」開催報告

戦災復興記念館5階会議室で開催いたしました。約70名の参加がありました。今回は2題の講義があり、3時間の長丁場でしたが、参加の皆さん集中して聴講されていました。

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後藤会長の開会のあいさつです

1題目は、スズキ記念病院の佐々木先生の「助産師のための感染管理上の最新情報」です。

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最近のトピックスは「梅毒」「薬剤耐性」「診療報酬の改定」「インフルエンザの予防にはマスクは推奨していない?!」という佐々木先生。講義内容はどれも興味深く、医療者の理解は必須な内容でした。

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最後のグローブにはピンホールがあるという事を確かめるための演習は、とても盛り上がりました。

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グローブをした手に蛍光塗料を刷り込み、滅菌操作でグローブを脱ぐ。ブラックライトで蛍光塗料が自分の手に付いていたら、グローブにピンホールがあるという演習です。

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ピンホールが確認できた参加者が多く、グローブをしているからといって安心ではないことがわかりました。前後の手指消毒の重要さを再認識しました。

2題目は東北大学病院の富田茉弥先生の「子宮収縮剤の使用と管理」です。この講義はCLoCMiP®対象の講義です

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 子宮収縮剤使用のガイドラインに沿って講義いただきました。プレテストでは不正解だったところも、ポストテストでは正解でき、参加者のガイドラインへの理解が深まりました。

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テストの様子

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質疑応答も活発で、助産師の意識の高さが窺えました。

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石川副会長の閉会のあいさつ

次年度も、このような研修会を開催してまいります。皆様のご参加お待ちしております。(文責山口)

 

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