令和4年2月19日(土) 宮城県委託事業 令和3年度助産師人材育成・復職支援研修  CLoCMIP®レベルⅢ必須研修「妊産褥婦の呼吸・循環に関するフィジカルアセスメント」&「妊娠・授乳期の母親のために注意すべき感染症」オンライン研修開催報告

第1部は、東北大学病院高度救命救急センター 急性・重症患者看護専門看護師の井上昌子先生によるご講義でした。 妊産婦の呼吸系・循環器系・脳神経系に関する症状から判断できるような、具体的な観察点について、わかりやすく教えていただきました。また、聞いていて状況を想像しドキドキするような事例を提供していただき、その時の観察や処置などとともにその判断を考えられるような、とても身になるご講義でした。

第1部講師:東北大学病院高度救命救急センター 急性・重症患者看護専門看護師井上昌子先生

 アンケートでは、「非常に良かった・よかった」が97.1%で、内容に満足いただいた結果が示されました。感想では、「循環、呼吸、脳神経などの基礎から、臨床の実例報告までいろいろと学べて大変勉強になりました」 「フィジカルアセスメントの範囲から事例による検討まで、詳細な説明もあり、大変わかりやすくありがたかったです」「すぐに実施・指導できる内容だった。学び直しになり、知識の整理ができた」など、今後の看護に大いに活かすことのできる研修であったとの感想がたくさん寄せられました。

 

第2部は、東北大学大学院医学系研究科 微生物分野 准教授 斉藤繭子先生より、今最も興味深い、感染症についてのご講義をいただきました。 現在の清潔操作や手指消毒、マスク着用などにより衛生状態が良くなったことで、ウイルスの抗体保有率が下がっている脅威についてのお話があり、メリット・デメリットをどう捉えて保健指導に活かしていくべきか、難しい課題を考える機会をいただきました。また、母乳感染のリスクがある時の母乳育児のメリットと、母乳育児をしないと判断するときのメリット・デメリットをどう母親に伝えるか、カウンセリングが重要だということも、大きく頷くことができました。

第2部講師:東北大学大学院医学系研究科 微生物分野 准教授 斉藤繭子先生

 アンケートでは「非常に良かった・よかった」が97.9%で、こちらも関心の高さが示されました。感想では、「初期検査や妊娠中の感染症の項目の一つ一つの詳細が確認できました。トキソプラズマについてこんなに詳しく学ぶ機会は今までありませんでした。助産師外来で活かしていきたいと思います。ありがとうございました」「身近な感染性から、日本では稀な感染性までたくさん学ぶことができました」「感染症は身近なものである割に、なかなか覚えづらかったのですが、本日の研修で曖昧だった知識を深める事ができ、大変勉強になりました」など、とても分かりやすい研修であったとの感想がたくさん寄せられました。

最後になりましたが、お忙しい中素晴らしいご講義をいただきました井上昌子先生、斉藤繭子先生に心より感謝申し上げます。

(文責:小野直子)

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