秋らしく良い天気でした。宮城県医師会館大手町ホールで、「周産期の倫理」に関する研修会を開催いたしました。参加者は約90名、日頃から助産師の意識の高さが窺えました。

当会代表理事 後藤の開会の言葉です。台風第19号による被災者へのお見舞いの言葉、お亡くなりにならえれた方への哀悼の意が示されました。

1題目は、仙台赤門短期大学教授 佐藤喜根子氏の講義でした。倫理の歴史から始まり、倫理規定、助産師の倫理綱領、助産師が知っておくべき事として、不妊治療、出生前診断や人工妊娠中絶、てい修正体重児等、様々な問題点と求められることをわかりやすく講義していただきました。

2大目は、産科医療補償制度再発防止委員会委員 勝村久司氏の「陣痛促進剤被害と医療倫理~薬害・医療事故の再発防止を求めて~」という題名で、講義いただきました。ご自身が、陣痛促進剤の使用で被害にあわれ、10年前に訴訟を起こし勝訴されたそうです。私たち助産師は、医療の現場で日常茶飯事に使用されている陣痛促進剤の使用について、認識等を改める講義でした。

いつも受付をしてくださっている、山岸・坂詰両氏です。

物販もいたしました。担当は、鈴木・小野です。

司会、当日までの準備を頑張ってくださいました。教育委員・本田です。
皆さんご参加ありがとうございました。役員の皆様、お疲れ様でした。(文責山口)